2006年04月16日


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「 裁 判 を 正 す 会 」 事 務 局 


 

新年度の年会費とカンパをありがとうございました。

 

 滅私の公の活動にもかかわらず、長年のご協力とご支援を賜り、会員の皆様の司法の民主化・健全化を求め続ける崇高な志に、改めて敬意を表します。
 「会員ひろば223」の冒頭でご紹介しましたように、皆様の10年に及ぶ誠意と努力が、社会に支持され、やっと運動に道が開け始めました。
 時代の進歩と発展はめまぐるしいというのに、司法だけが「江戸時代の杭」につながれたままでは、機能不全をきたすのは必然です。

 以前、憲法会館であった教科書裁判の家永教授の講演があったとき、参加者一同が隣接する最高裁判所の大法廷を見学しました。
 広報課の職員が得意になって、裁判官席の後の扉をスルスルと自動閉鎖させて見せました。
 するとお婆さん達が「その扉から、枯れ木のお爺さんの裁判官たちがよろよろ歩いて出てくるの。時間がかかるよ。扉がいくらさっと開いてもね」と大笑いした。「遊園地の乗り物じゃないんだから、自動扉は必要ない」「高かったんだろうね」「みな税金よ」。怒りの声もあった。
 建物が大理石の立派な墳墓のようになってから最高裁はダメになったという。「司法の理念」が強固な墓石の中に埋葬されてしまった。
 昔のオンボロの建物のときは、僅かに開いたドアから、獣の呻き声のような物音が聞こえてきた。何事かと中を覗いてみると、六法全書が飛び交い、裁判官たちがカンカンガクガク言い争っていたという。
 玄関の入口から大法廷に通じる廊下には天秤棒を担いだ「正義の女神」の像が置いてある。
 前述のお婆さん達が質問しました。「裁判官たちは出勤するとき、どこから出入りするのですか」「まさか、この廊下を通って出入りはしないですよね」「別 に横から入る口を作ってありますよ」「この像の前を一度でも通ったことがあるなら、あんなおかしな判決はしないはずです」。職員は聞いていないふりだっ た。
 見物の国民の関心は「最高裁判所の仕事の内容」であるのに、広報課の説明は設備の近代化ばかりだった。これには団体で見物にきていた小学生も「エヘヘ」の苦笑いだった。

 調書の改ざん・改変・ねつ造、証拠のねつ造・湮滅があった誤判は汚職であり、正真正銘の犯罪である。
 「違法な目的をもってやった」というような「特別な事情」がない限りは、裁判官は罪に問われないことになっている。
 しかし「特別な事情」なくして、裁判官は「いかなる目的」で「調書の改ざん・改変・ねつ造、証拠のねつ造・湮滅」をするのだろうか。戯言同然の悪法は国会で破棄にすべきである。
 裁判所・司法官憲の腐敗は生活からロマンを奪う重大な犯罪である。国民は夢・希望・誇り・命・健康・財産・人生そのものを台なしにされてしまう。砂を噛むような不毛の毎日をよぎなくされる。
 税金で養っている裁判官の横暴をこれ以上放置しておく理由も必要もない。

 「会報33」でお話しました「目安箱」をHPに設置しました。
 黙っていては、司法の問題点を、世間に知らしめることができません。 大いに活用してください。
 パソコンを使用されておられない会員の方は、事務局の方に、原稿を郵送してください。冨嶋が代わって打ち込みます。その際、実名にするか、匿名にするかを明記してください。

  「裁判を正す会」の「会としての活動」に関するご提案も期待しております。