2001年3月27日
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「 裁 判 を 正 す 会 」 事 務 局 


要望書Uを提出しました

 時節柄というのもおかしいのですが、会の内外から激励やご支援の手をさしのべていただき、運動「記録機材の法廷内使用解禁」の形ができてきて、それが日ごと、太く、明確になって、生き物のようにどんどん独り立ちしていくようです。
 「記録機材の法廷内使用解禁」がすんなり実現することはないと思いますが、コップの水はひっくり返り流れだしましたから、もう元に戻ることはありません。少しづづ、少しづつ、補修のきかない、かび臭い壁がはげ落ちるように、官僚司法制度の仕組みも崩壊していくことでしょう。
 それにしても、どうして、
「こんな馬鹿げたこと」を、半世紀以上も長い間、たちの悪い司法権力の言いなりになってきたのだろうかと、不思議な気がしてなりません。裸の王様と同じで、主権者国民と煽てられ、すっかり彼らの都合がいいようにあしらわれてきたかと思うと、悪夢からさめやらない不愉快な気分です。
 
 本日、理由を補充して、集まった沢山の署名を添えて「要望書U」を最高裁と司法制度改革審議会に郵送で提出しました。ご協力誠にありがとうございました。

某弁護士からの発信


 審議会委員は選ばれたことに有頂天であり役人の意のままである。そうして審議会の委員の発言も役人の作成であることもある。つまり審議会というのはロボット集団なのである。だから審議会のメンバーのなかに「専門は専門家に」といった中学生以下の馬鹿げきった人をなめきった発言が飛び出すのである。ひどいのは元役人がメンバーになっているのである。インチキ社会の典型例。

 上記の文章は、「某弁護士」から当会のHPの掲示板に発信されてきたものです。
 改めて言うまでもなく、裁判所の人間は役人です。とにかく役人は煮ても焼いても食えない厄介者です。のらりくらりして、国民がくたばるのをまっています。
 ということで、ここまで運動の形ができてきましたから、私たちも、役人に歩調を合わせ、あまり気張らず、気長に運動を進めていく方が良策ではないかと考えます。役人と真正面から対決すると寿命を縮めてしまいます。
 今後も悪徳裁判官・悪徳検察官が次々にボロを出すと思います。その時こそが私たちの運動の勝機です。
 

以下の方々から新たに署名をいただきました。

◇草の根連合(代表 竹村泰子民主党参議院議員) 
◇中川智子社民党衆議院議員
◇生方幸夫民主党衆議院議員
◇広島地方行政研究所 理事長山口氏康氏

 4月にも署名を提出します。
 「裁判を正す会」の会員で署名がまだの方は送ってください。
 署名もですが、こんなことをやっているよと機会があれば宣伝してください。
 説明すると、選挙ではありませんが、司法に無関心の人も関心を持つようになります。味方は1人でも多いほうがいいです。

 

■民事の再審に道がつけられた

 2001.3.15「週刊文春」の「ニュースの考古学」作家猪瀬直樹先生「裁判所は誰の味方かー判検一体が阻む弱者救済ー」のタイトルで、当会の会員横関喜美さんの再審を応援する原稿を掲載してくださいました。

 横関さんの裁判経緯は「会員ひろば6」に横関さんご本人が書いているとおりです。
 猪瀬先生が図解入りで解説されておられますからよく理解できると思いますが、横関さんは裁判所と検察の間で、双方からけ飛ばされるや、どつかれるや、まさにこれぞ判検一体の弊害・犠牲の見本のような目にあいました。
 とにかく出くわす裁判官・検察官がそろいも揃って、悪い奴ほど出世する、悪くなければ出世できないの見本のような、一線級の悪ばかりだった。どこで勉強するのか、こういう連中は商売人以上に口がうまい。だからころっと騙され、いいように振りまわされ、気が付いたときには、手の打ちようがない状況になっている。
 役人の一番の弱みは悪事が世間に知れること、ばれることです。だから早く開き直ったが勝ちです。横関さんはそれがかなり遅くなった。時機に遅れた開き直りだった。自分の名前を名乗ったのが上告審が棄却になった後に「会員ひろば6」に原稿を掲載したときだった。
 医療過誤裁判の原告は家族が被告医師側から仕返しをされるのではないかという恐怖感があり、名前を名乗ることを躊躇するようだ。裁判をしていることを隠す。そこを彼らはつけ込む。
 だから原告は早く自分の名前を公表し、世間にマスコミに言って歩くことだ。縮こまっていたら「運」も転がり込んで来ない。開き直る勇気が必要だ。
 努力と熱意で、猪瀬先生に「道をつけてもらった」のだから、横関さんはなんとしても再審を成功させてほしい。
 同じ状況にある人がおられたら、横関さんに共闘を申し出てください。三人寄れば文殊の知恵で再審の壁をぶち破ることができるかもしれない。
 元気が出た横関さんは、これから裁判所職員・検察にとって恐ろしい存在になるだろう。彼女はあきらめることを知らない人間である。